特に重要な4つの項目
①投資対効果
②レイアウト
③既存工程の人材が担う新たな仕事
④限度見本
設計開発・生産技術エンジニアのための自動化・省人化導入検討ハンドブック
特に重要な4つの検討項目
自動化・オートメーション化を図る際に、特に以下の4項目について検討する必要があります。
①投資対効果
前述の通り、投資回収期間がいくらなのか概算を見積ることは必須といえます。
②レイアウト
手作業を前提に組まれたレイアウトなので、大抵は自動機を入れられるスペースが無い場合が多いです。このため、導入の際には自動機を含めたレイアウトを再検討する必要があります。場合によっては建屋を変える必要があるので、早期に検討することを推奨します。
③既存工程の人材が担う新たな仕事
作業者に「人件費削減、人手減らしなどのリストラが目的の機械なの?」と思わせるのではなく、貴重な人材を自社のコア業務(自社の本業に係わる業務)に集中させるなどの効果を訴求する必要があります。このため、どうしても自動化が困難な設計業務などのコンバートを検討するなど、作業者と話合いながら自動機・省人化装置導入後の業務を予め決めておくことを推奨します。
④限度見本
特に検査装置の場合、一つの検査装置で全ての不良を100%で検知をすることは実質不可能です。検査装置の条件設定で、絶対に検知しなければならない不良を限度見本として揃えておき、この不良にはカメラAを、この不良にはセンサーBを、といった形で必要な検査装置を検討することが大事です。また、搬送装置についても同様で、どの部分はオートハンドで掴んで良いのか、など装置設計の根幹に関わります。
以上から、人間が実施する上での限度見本とは異なる、新たな限度見本設定を併せて実施する場合が多いです。
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